夏休みに入ったある日、ホリデーパスを使い、小旅行に出ることにした。
去年のゴールデンウイークにホリデーパスを使ったときは、子連れで思うように動けなかったので、今回は家族が出かけたじきを見計らって、一人で行動することにした。
まず目指すは武蔵五日市線の終点である武蔵五日市である。
東京から青梅特快に乗り拝島で下車。ここで武蔵五日市線に乗り換える。車両は中央線と同じ201系だ。電車は拝島を出るとしばらく青梅線と平行したあと、左側にそれて単線になった。それでも途中の秋川あたりまでは宅地が多く、電車は宅地を抜けるように走る。秋川をすぎるとぐっとローカル色が強くなり、くぬぎ林を抜け武蔵五日市に到着した。ここからハイキングに向かう人も多いが、私はいったん駅を出て駅舎の写真を撮ると、折り返しの電車でまた拝島に戻った。
八高線はぐっとローカルに
拝島で八高線に乗り換えるが、目の前で電車に行かれてしまう。次は25分後だ。駅のベンチで一休憩していると、思ったより早く電車が入ってきた。
どうやら拝島でしばらく停車するよう。外は30度を越す猛暑で、冷房のきいた室内に入りほっとする。
八高線は八王子を出発し、拝島を経て高崎まで向かうのだが、高麗川からの区間は非電化で、高麗川から高崎に向かうには高麗川で乗り換えになる。この電車は高麗川を経て川越線に入り、川越まで行く。
今度の車両は205系で、山手線のお古がまわってきているようだ。八高線は拝島を出ると武蔵五日市線とは反対に右にそれ、東福生、箱根ヶ崎と止まっていく。この辺の進行方向右側は横田基地で、滑走路の一部が見える。
高麗川に着くと、高崎に向かう気道車が見える。このまま高崎まで向かいたいが、パスの有効区間ではないため、そのまま川越をめざす。川越に着くと反対側に止まっているのは、新木場行きの東京臨海鉄道の車両だった。新木場からこんなところまで乗り入れているのである。そういえば、最近地下鉄も含め、埼玉方面はいろんな車両が乗り入れて、どこに行くにもずっと便がよくなっている。それに比べると千葉方面は‥
この車両に乗り今度は大宮へ出る。川越を過ぎるとあたりは田んぼが多くなり、広々とした風景が広がる。大宮駅には地下に入って到着した。てっきり地上駅だと思っていたので、びっくりである。
東武野田線に乗る
大宮でお昼を食べ一服すると、いったんホリデーパス区間からはずれ、東武野田線、伊勢崎線を乗り継ぎ、新越谷に向かった。それにしても野田線の車両はあいかわらずおんぼろだし、伊勢崎線に乗り換えた春日部では、快速、急行、準急、普通、区間快速に区間準急とあまりの列車種別の多さに閉口してしまった。結局普通に乗ったら、その後の急行に乗り換えるはめになり、まったくついてない。新越谷は武蔵野線との乗り換え駅で、まだ武蔵野線が出来た時分に乗ったときは、たしか地上駅だったが、いまは高架の武蔵野線をまたぐように、さらなる高架駅になっていた。
南越谷からまたホリデーパスを使う。今度は府中本町を目指す。車両はまた205系だ。武蔵野線はずっと高架線を走るが、途中掘割区間を走るなど、おもったほど眺めに恵まれない。だんだん眠くなってきたころ府中本町に到着した。
ラストは相模線で締め
あとは相模線を全線乗りたい。ここからだと南武線で立川に出て、いったん中央線に乗り、八王子まで出るのがよいが、乗り換えがうまくいかない。結局いったん武蔵野線で西国分寺に戻り、中央
線に乗り継ぐことにした。西国分寺での中央線との乗り換えは、階段を下りるとすぐでスムーズだ。
八王子で一度横浜線に乗り換え、橋本まで向かう。相模線の終点は橋本で、八王子まで車両が乗り入れていないのだ。
橋本でようやく相模線に乗り換える。ホリデーパスで千葉方面から乗ると、もっとも奥の区間になり、同じ首都圏でありながら、いままで乗る機会がなかった区間である。
この車両も205系で、東京の郊外は205系ばかりが走っている。
相模線の沿線風景はこれといって特徴がない。さすがに疲れてきて、車内でうつらうつらする。途中海老名で相鉄線を見送る。厚木でしばらく停車した後、新幹線の高架をくぐり無事茅ヶ崎まで着いた。
帰りは東海道線の普通に乗り、東京駅まで戻った。この日の乗車距離は、ホリデーパス区間だけで300kmを越えた。