
東海の鉄道、新線、新規開通区間に乗る 2005.08.27-29
新線区間を乗りつぶすため名古屋へ
名古屋時代の終わりに全線完乗をしてきた東海3県の鉄道だが、1年間のご無沙汰のうちに、4つもの新線や新規開通区間ができていた。
たまたま名古屋に行く機会と重なったので、いっきに乗りつぶすこととした。
8月27日、9時53分東京発の、のぞみ309号で出発。名古屋駅には11時36分に着いた。
まずは手っ取り早く、名古屋臨海高速鉄道「あおなみ線」に乗ることにする。まったくの新線である。
あおなみ線の駅はJR駅脇に
いったん名古屋駅の改札を出て、駅ビル内にあるソフマップの方に回る。ここがあおなみ線の入り口。在来線からだと、直接乗り換え出来るようだが、新幹線からだとこういうルートになる。

やってきたのは、この線のために設計された1000系の車両。
中身はJR京浜東北線の209系によく似ているが、こちらは3扉で、窓が大きいのが印象的だ。
ただ3扉のロングシートというのは味気ない。やはりクロスシートがほしい。
12時ちょうど、電車は出発すると、すぐに南に進路を変え、笹島の車両基地横を通る。紀勢本線とはほぼ同じルートだ。
最初の駅「ささしまライブ」は万博サテライト会場のすぐそばだ。
やがて紀勢本線とも分かれ、南下する。南荒子の駅近くまでは、貨物線と並走する。
荒子川公園駅は、以前よく出かけたベイシティジャスコのすぐそばにあった。
稲永駅を過ぎると、海が見渡せるようになり、最後は伊勢湾岸道の大きな釣り橋を見ながら、金城ふ頭駅に到着した。
所要時間は24分ほど。
帰りは近くを散策した後、12時44分発の電車で名古屋駅に戻った。
日本初の地下鉄環状区間に乗る
今度は地下鉄名城線の新規開通区間に乗る。北区内で所用を済ませ、志賀本通駅から名城線右回りに乗った。以前なら‥‥行きだったが、日本で始めての環状運転となったため、右回り、左回りという言い方が使われるようだ。
途中名古屋大学までは、以前までの乗車区間。ここから新瑞橋までが新規開通区間となる。
途中駅は八事日赤、八事、総合リハビリセンター、瑞穂運動場東の4駅。
それにしても、どの駅もぴかぴかにきれいだ。以前大江戸線に乗って、各駅が貧弱なのにがっかりしたことがあるけれど、やはり東海圏はお金があるのか?
あっというまに、新規開通区間を乗り終わり、金山駅に出た。
中部空港には新型特急で
このまま勢いで、名鉄常滑線、中部国際空港線を乗ってしまおう。
ちょうど16時35分発の中部国際空港行き、特別特急「セントレア」が来るところだったので、特別席乗車券「ミューチケット」を購入し乗車する。中部国際空港開港に合わせ設計された2000系車両だ。なんと車体傾斜装置が付いていて、振り子車両のような動きをする。もっとも振り子車両ほど傾斜角は大きくないようだが、かなりのスピードでとばす。
車内はJRのE257系みたいで味気ない。名鉄の特急車はパノラマカーが自慢だったが、この車両では前面展望が望めない。ただ時おり備え付けモニターから、前面展望が映し出される。
金山から20分
ちょっとで、常滑駅を通過すると、海上にある空港に向け大きな橋を渡って。中部国際空港に到着した。
アプローチまでの雰囲気は、関西空港へのそれとよく似ていると感じた。やはり同じ海上空港のせいだろうか?
やはり名鉄は7000系が一番
少し空港内を散策しようと思ったが、となりに7000系の初代パノラマカーが停車しているのをみて、わずか5分で戻ることにした。
帰りは西可児行きの急行だ。
先頭車両に陣取り、7000系のダイナミックな走りと、前面展望を堪能した。
翌8月28日、残る区間はリニモ全線だけとなった。この日は家族と待ち合わせ、愛知万博に行くことになった。10時22分名古屋駅発の万博ライナーに乗る。
これなら、中央線を経て、高蔵寺から愛知環状鉄道の万博八草駅まで直通する。
高蔵寺からは万博八草駅まで無停車だ。車両は211系で3扉ロングシート。JR東海には313系のような優秀な車両があるのに、これでは外国から来たお客さんにも失礼だ。
万博リニモは乗車するまで一苦労
万博八草からいよいよリニモ乗車だが、いままで乗ってきた車両とは、輸送力が圧倒的にちがうため、ここで長蛇の列に遭遇する。
万博の準備段階から予想されていた問題だが、予想通りの展開だ。
八草駅から万博会場駅までは、リニモで3分だが、散々待たされ、ラッシュアワーのような電車に押し込められて、30分近くかかって会場に着いた。
帰りも同じルートで帰宅したため、藤が丘から万博会場までが未乗となった。
翌29日、未乗部分を乗るべく地下鉄藤が丘駅に降りた。昨日が日曜日だったこともあり、あんなに混んでいたのであろうと思ったが、考えが甘かった。
藤が丘駅前には長蛇の列があった。今日は月曜日だ。
結局リニモ乗車まで50分近くかかった。
なんとか先頭車両に乗り込むことが出来、リニモの乗り味を堪能した。
それにしても、車輪からの振動がまったくない浮上式鉄道の感じは不思議だ。
急カーブや急勾配にも強そうだ。
無事東海の鉄道完全制覇を奪還
万博会場まで20分ほど。ここでどっと人が降りて、私の乗り残しの旅も目的を達成した。
そのまま昨日通った万博八草駅まで乗り続け、その後岐阜や犬山などをまわって帰ってきた。