銚子電鉄     2005.06.03

今月は平日に3連休があったので、家にいてもすることがないので、また鉄道旅に出かけた。
今回出かけたのは銚子電鉄。その名の通り、JR銚子駅そばから出発し、犬吠崎に近い外川まで6.4kmを走る小私鉄だ。

以前成田線を銚子まで乗ってきた際、時間切れで銚子電鉄まで行けなかったので、気になっていたのである。でもわずか6.4kmを乗りに、往復160kmもかけて出かけるのだから、物好きなものである。

とりあえず出発。JR総武本線の特急の下りは、午前は8時台と11時しかないので、午前10時13分発の普通に乗った。特急なら1時間20分ほどだが、普通だと約2時間かかる。やってきたのは113系で、かっての横須賀線、総武線快速で使っていた車両。
途中、佐倉からは単線になるので、列車行き違いが多くなる。こちらは普通なので、ひたすら待つ。

いいかげんおしりも痛くなってきたら、やっと銚子に到着した。
銚子電鉄の駅は、JRのホームの端にひっそりとあった。
銚子電鉄銚子駅銚子電鉄デハ801

なんか変な造りで、周りの景色ともマッチしていない。
とりあえずベンチに先客が2人いたので、腰を下ろして待っていると、単行の電車が入ってきた。
デハ801で、伊予鉄道から来た車両で、昭和25年の帝国車両製だそうだ。

キップはと思って車内に座っていたら、じきに車掌が売りに来た。外川まで片道310円。往復だと620円のところ、往復割引で540円だが、一日きっぷもあって、こちらも620円だというので、一日きっぷを購入した。

最初3名だった乗客も、その後の列車が到着して、8名ほどで出発。古めかしい車両だが、思いのほか加速がいい。床下から聞こえる釣り掛けモーターの音もなつかしい。

出発してすぐ、まだ銚子駅の構内かといった距離で、最初の駅「仲ノ町」に到着。駅のまわりは「ヤマサ醤油」の工場で、駅の脇には仲ノ町車庫があり、歴代の車両が並んでいる。帰りはここで降りてみよう。

途中、「笠上黒生」で列車交換。ここでスタフの交換もある。銚子から外川までは2閉塞であることがこれでわかった。

のんびり6.4kmを30分ほどかけ、終点の外川に到着。
かって「澪つくし」のロケにも使われた古めかしい駅で、駅前の看板にも表示されていた。

乗ってきた電車を見送った後、駅から歩いて5分ほどの外川漁港まで行ってみた。
昼間の時間なので活気はないが、のんびりと海を眺めて、また外川駅まで戻ってきた。

次に乗る13時28分発の電車まで、少し時間がある。駅の待合室でぼけっとしていたら、近くの踏み切りが鳴り始め、電車が入ってきた。

銚子電鉄外川駅銚子電鉄デハ1001今度の車両はデハ1001。なんと元地下鉄銀座線の車両だ。

外見は色が黄色から、黒と赤に塗り分けられイメージがまったく違う。車内に入ると、独特な乗車窓や、駅に到着直前に点灯した補助灯などがそのまま残っていて、雰囲気は残っている。

帰りの乗客は、私を含め2名で出発。加速はこちらのほうが新しいのに、もっさりとしている。
元銀座線の車両は、デハ1001のほかデハ1002があり、2両在籍しているようだ。

行き来た道を戻り、仲ノ町に着いた。
ここには在籍しているデハ301やデハ701、それに小型電気機関車のデキ3も確認できたが、在籍している電車では、最古参のデハ101はいない。

銚子電鉄仲ノ町車庫銚子電鉄デハ101帰りの電車で注意してみていたら、途中駅の笠上黒生の脇に、打ち捨てられたように置かれていた、デハ101を発見した。(写真左)

おそらく、このまま廃車を待っているのだろうか?残念である。

仲ノ町から銚子まで、1区間を歩いて銚子駅に戻り、帰りは14時17分発、特急しおさい12号で帰路についた。


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