JR仙山線、陸羽東線、山形新幹線 2004.10.16-17

土日きっぷを利用して東北へ

10月16日、17日の土日を利用して、山形、宮城方面に出かけた。
今回の目的は、JR仙山線、羽越東線、山形新幹線などである。

土日利用ということで、JR東日本が出している「土日きっぷ」を利用することにした。
このきっぷがあれば、関東から南東北までのJR全線が特急自由席を含め、2日間乗り放題。さらに指定券の指定が4回まで可能な便利なきっぷである。これで18,000円は安い。

今回は家族同伴ということで、単に鉄道に乗るだけではなく、途中に観光を混ぜてある。
ルートとしては、1日目の16日朝東京を出発、仙台まで行き、そこから仙山線に乗り、山寺で下車。ここで山寺参拝をする。山寺で参拝後ふたたび仙山線で山形へ。山形から山形新幹線で村山へ行き、この近くにある東根温泉で一泊。
2日目の17日は、村山から山形新幹線で新庄へ。
新庄から羽越東線で鳴子温泉へ。鳴子で下車し、鳴子峡の紅葉を楽しみ、ふたたび羽越東線で古川へ。
ここから東北新幹線に乗り換え、東京に帰るルートとした。

もちろんこの逆ルートも考えられるが、列車乗り換えの時間を検討した結果、今回のルートとした。
事前に「土日きっぷ」を購入。行き帰りの新幹線の指定券も確保した。

山形行きなのになぜか「はやて」に乗車

E2系16日朝、8時52分発はやて7号で東京を出発。仙台に行くのにわざわざ「はやて」に乗る必要はないのだが、今回たまたまいい時間の列車が、「はやて」だった。

「はやて」に使われる車両はE2系で、以前乗ったことがある車両だが、「はやて」用にリニューアルした1000番台が使われているようだ。
大宮を過ぎると、急にスピードを上げ、仙台を目指した。大宮停車の後は、仙台までノンストップである。
10時37分、あっという間に仙台到着。東京から1時間45分。速い。

交流電化の仙山線に乗車
ここから仙山線に乗り換え。在来線ホームに下りる。仙山線の山形行きは、719系6両編成の快速。今回初めて乗る車両だが、東海道線の211系を交流用にしたような車体だ。
座席配置も面白く、4名用のボックスシート、2名用のクロスシート、ロングシートがまぜこぜにある。
719系すでに座席は、ほぼ埋まっていたが、どうにか空きを見つける。家族同伴なので、座席を見つけるにもレスポンスが悪い。

仙台を出発すると、しばらく東北本線と平行し、やがて左にオーバークロスして折れていく。しばらくは仙台市外を走っているため、見えるのはビルや住宅街だ。
途中の国見で、かなりの下車客がある。降りていくのは女子大生ばかりで、駅前の看板には、東北文化学園とあるので、ここの生徒なのだろう。
次の停車駅は愛子で、これで「あやし」と読む。まだ仙台市内だ。
愛子を過ぎると、急に山間部に入り、峠を上っていく。
作並は作並温泉の下車駅だそうだが、ここから温泉街までは、車で行くしかないそうだ。
作並からは下りに入る。列車は軽快に飛ばしていく。左右に広がる渓谷がきれいだ。紅葉も始まってきている。

山寺
千段の階段をのぼり山寺へ
約1時間の乗車で、山寺到着。ここから千段以上の階段を上り、奥の院を目指す。
山寺は10年ほど前に来たことがあり、やはり奥の院まで上ったが、どのくらい時間がかかったかなど、記憶がない。今回は5歳の娘もいることだし、上りきれるか心配だったが、駅近くの山門から奥の院まで、30分ほどで上ってしまった。
奥の院近くの五大堂から見る景色は、やはり絶景である。

次の電車まで、3時間の余裕をみていたが、思いのほか早く降りてこれたので、1本前の電車で山形までいく。この電車も同じ719系の快速電車だった。

山形に14時すぎに到着。次の山形新幹線新庄行きは、15時23分までないので、ここで途中下車し、お茶を飲んだり、買い物をしたりしてすごす。

在来線乗車の新幹線はちょっと新鮮
400系400系室内15時23分の新庄行きは、400系の車両だった。山形駅は新幹線ホームが平地にあり、新幹線が平地に到着する様は、ちょっと新鮮だった。

本来は奥羽本線である、在来線部分を新幹線で乗るのも、今回が初めて。もともと200km以上で走る車両が、時速130kmぐらいで走るので、在来線の特急よりずっと安定感がある。400系は窓も大きく、往年の新幹線の雰囲気を残してして好きだ。
ただ加速、減速時に、モータがぐおーんと振動するのが、気になった。

山形からわずか15分ほどで、村山到着。田園地帯にぽつりと駅があり、なにもない。
駅から宿まで、歩いて行こうと駅前のタクシーをパスしたのが誤りで、1時間ほど歩く羽目になってしまった。痛い足をいたわりながら、東根温泉泊。

2日目。前日痛い目にあったので、宿にタクシーを呼んでもらう。タクシーなら駅まで5分だ。
E3系今日はまず山形新幹線で、新庄まで行く。やってきたのは、昨日とは違うE3系で、もともと秋田新幹線用に開発された車両だ。
こちらは、シートのつくりなど、それなりに新しい部分はあるのだが、窓が小さく閉鎖的だ。しばらく田園地帯を走り、大石田停車。ここも駅がぽつりとある感じだ。
大石田からは少し山間部を走ったかと思うと、町が開けビルが現れたとおもったら新庄到着だった。

3本のレールが走るホームに着く

新庄駅は、駅の真ん中を境に、新幹線用の標準軌(1435mm)と在来専用の狭軌(1067mm)が同居する珍しい駅だ。
実はこれから乗る陸羽東線は、1つ先の南新庄まで、奥羽本線(東北新幹線)と同じところを走っているのだが、こちらは狭軌で、一見複線に見えるレールも片側が標準軌、片側は狭軌という面白い構造になっている。山形−新庄間の在来線普通も走っているが、こちらは標準軌用の改造された719系が、新幹線のレールを走っている。

キハ110系陸羽東線の車両はキハ110系。JR東日本の気動車としては、最近の標準形だ。
10時31分新庄を出発した列車は、とても気動車とは思えない加速で、山形方面へ戻り始めた。
南新庄を停車後、新幹線の線路を右手に見ながら、どんどん高度を上げていく。
以前の気動車ならあえぎながら登った区間も、新型車なら楽々だ。

途中の堺田で分水嶺を超え、列車も下りに入りスピードを上げる。それにしても潮見温泉、赤倉温泉と、駅名に温泉が入った駅が多い。

紅葉には少し早い鳴子峡へ
新庄から1時間ほどで、鳴子温泉到着。
鳴子峡鳴子からは、紅葉見物のため、鳴子峡を目指す。鳴子峡は駅から車で5分ほどと離れているため、タクシー利用を考えていたが、駅前の観光協会で聞くと、この期間臨時バスが出ているというので、バスに乗る。
バスで10分ほどの中山平まで行き、そこから1時間かけ鳴子峡の入り口まで歩いた。
まだ紅葉のピークには1週間ほど早く、色づき始めの感じだったが、それでも十分満足した。
帰りもバスに乗ろうとバス停を探すが、バス停がなかなか見つからずあせる。どうにかバス停を見つけたが、昼飯を急いでかけ込む感じとなった。

ふたたび鳴子温泉駅へ。時間がまだ1時間以上あるので、駅前の共同湯に入ったり、土産物屋をひやかしたりして、時間をつぶす。

帰路はすっかり眠くなり
15時32分発、小牛田行きに乗車。同じキハ110系だ。温泉に入り体があったまったせいか眠気が襲ってくる。家族はすでに夢の中だ。どうにか眠気と戦いながら、起きている。すでに日が傾きかけ、西日がまぶしい。

すでに刈り取られた田んぼのわきには、ややこげ茶色の畑がある。こちらは名物のそばの畑だろうか。有備館を過ぎたくらいから、平野に入り、45分で古川に到着した。

帰りの新幹線までの乗り継ぎ時間は7分しかなかったが、駅構内はそれほど広くなく、無事指定した列車に乗ることが出来た。
帰りのMAXE4系は、車体そのものが大きいせいか、風切音が大きく、車内も狭い感じで落ち着かなかった。
19時ちょうど、無事東京到着。


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