箱根登山鉄道、JR御殿場線、身延線 2004.10.11-12

会社の旅行で箱根へ

会社の旅行が箱根であり、箱根で1泊した後また路線めぐりに出かけた。
今回の旅のスタートは、前日の夜泊まった、箱根湯本駅からのスタートとなった。

まず最初の目標は箱根登山鉄道の強羅までの区間である。箱根登山鉄道は湯本までは何度も来ているものの、その先の区間を乗車したことがない。
湯本から強羅までは、日本有数の登山鉄道である。

9時3箱根登山鉄道分箱根湯本発強羅行きに乗80パーミルる。3連休の後の平日のためか、車内はがらがらである。思いのほか広いボックスシートに感心していると、モーター音をブルブルと言わせ出発。いきなり80パーミルの登りとなる。

世界有数の粘着式鉄道に乗る

80パーミルとは、1000メートル進む間に80メートルの高低差
があるということで、この数字は粘着式鉄道としては世界でも有数である。

トンネル内も急勾配、急カーブの連続である。
途中の出山信号場でいったんストップ、ここで列車の向きが変わる。反対側から下りの電車が降りてきて停止。なんとスイッチバックと、列車交換を同時に兼ねているのだった。この後さらにスイッチバックを2回。強羅までの高低差は500m近くある。
宮下駅で外国人観光客が大勢乗り込み、満員となった。さながらスイスの登山鉄道に乗っているみたいだが、不思議なことに英語放送はまったくなし。スイスの鉄道会社と提携しているのだから、(この列車も2000系もサンモリッツ号と表示あり)せめて英語の放送ぐらいしたらいいと思うのだが?

そうこうするうちに終点強羅に到着。折り返し9時48分発で湯本に戻る。行きの列車では、進行方向右側に座ったため、斜面をずっと眺める形となったため、帰りはしっかり左側に座る。
登りはあえぎながら登っていった電車も、帰りは発電ブレーキを利かせながら降りていく。


やはりこちら側のほうが眺めが良い。10時22分に湯本に到着。小田原まで小田急に乗り換える。実は小田原まで箱根登山鉄道の路線なのだが、直通する列車は少なく、小田急が湯本まで乗り入れる形となっている。湯本で待っていた新宿行き急行は3000系で、どこかで見た感じのする車両だと思ったら、JRの209系等の車体をベースに作られた車両だった。

10時42分に小田原に着き、11時2分発東京行き普通に乗り換え国府津に着く。

旧東海道線は線形もよく

ここからも未乗区間の御殿場線だ。
11時30分発の沼津行きに乗る。東海道線の車両と見間違うが、こちらは113系ではなく115系。3両編成だ。

115系沼津を出発すると、しばらく東海道線と平行した後、東海道線をまたぐように、右にオーバークロスする。1時間に1本しか走らないローカル線だが、線形もよく快調に飛ばす。

丹名トンネルが出来る前は、こちらが東海道本線だったのだから、線形のよいのもうなづける。各駅のホームも10両編成ぐらいが止まれるほど長い。
やがて小田急線がアンダークロスしていき、小田急からの短絡線が近づいてくると松田だ。短絡線は特急「あさぎり」などが使用し、小田急線に乗り入れるようだ。

松田からは東名高速が近づき、平行して走る。山北駅は構内も広い。かってここで蒸気機関車の補機を付けていたころの名残りだ。だが現在は駅も駅前も寂れている。谷峨を過ぎると、山が近づいてきて登りに入る。雨が降り出してきた。

登り区間が終わり、町が開けてきたと思ったら御殿場だった。ホームも2面3線あり、ゆったりしている。
反対側から国府津行きの普通が来る。313系だ。名古屋時代を思い出し懐かしくなる。この区間はJR東海の管轄であることをしばらく忘れていた。
御殿場で6分停車のあと出発。行き違いの列車が多くなると思ったら、御殿場ー沼津間は30分間隔の運転だった。
富士岡駅は富士山が一望できそうだけれど、本日は雨で何も見えず。国府津から1時間30分ほどかけ沼津に到着した。東海道線経由なら50分ほどで到着する。

ここで再度東海道線に乗り換え、富士を目指す。沼津駅で電車を待っていたら、こちらが立っていた場所には止まらず。なんと御殿場線と同じ3両編成だった。ここはすでにJR東海の管轄であることをまた忘れていた。

切符の購入に手こずり

富士駅でいったん降り、身延線の切符を買う。できれば乗車券を通して新宿まで買ってしまおうと思い、みどりの窓口に並ぶ。次に乗るふじかわ7号まで15分ある。
窓口は1つしか開いておらず、すでに中年のおばさんとおじいさんが並んでいる。いやな予感がしたが的中した。
おばさんは茨城方面に行くらしく、何時に特急があるからと言っているのだが、該当する列車は見当たらず、駅員も苦労している。ここはJR東海だ。
おばさんは結局違う時間の切符を購入。この間5分かかった。

次のおじいさんは、いきなりジパング倶楽部の会員書を見せ、神戸のどこどこまで行って、次はどこどこと言うのだが、駅員はちんぷんかんぷん。だからここはJR東海だって!!

ようやくおじいさんの言う駅名は、すべて私鉄であることが判明。新神戸までの往復を購入となった。最初からそういえばいいのに。
ここまでで残り5分を切る。はやくして!!
おじいさん今度はきっぷの有効期限が足らないと言いはじめた。さっき日帰りと言ってたのではないか?

もう待てない。自販機で最低運賃の切符を買い。ホームへ走る。同時に列車が入ってきた。


おばさん、おじいさんきっぷは調べてから買いに着ましょうね!!

いよいよJR東海完乗に373系
特急「ふじかわ7号」は身延線を走り、甲府まで行く電車で、出発地は静岡。富士まではシートの向きを反対にして、ホームに入ってきた。373系だ。なつかしい。どうにか自由席でも座れそうだ。
切符は車内検札で購入しよう。

富士から向きを変え、すぐに出発。いったん東海道線を走った後、右に折れ最初の停車駅富士宮を目指す。富士宮までは工場地帯や住宅地の間を走り10分ほどで到着。

ここから登り区間になり、急に車速が落ちる。あっというまに辺りは山間になり、平行して富士川が流れる。ここ数日の雨のせいか、水は茶色く濁っている。
線路が富士川に沿って架けられているせいか、右に左にカーブし、スピードが上がらない。
約1時間かけようやく身延に到着。ここまで富士から43.5km。2駅停車で表定速度は45.4km。特急列車としては、異常に鈍足である。

身延を過ぎると、列車は急に加速を始めた。さきほどのスピードとあきらかに違う。下部温泉に停車後、下りになり、いっきに降りていく。市川大門からは町が開け明るくなってきた。どうやら雨が上がったようだ。

列車は定刻の15時29分到着。やはり身延線は全体的に線形が悪く、スピードが出ない。JR東海が誇る383系の振り子車両など導入したら面白いと思うが、いかがですか!!

旅の最後は新型あずさでE257系
甲府からは16時2分発の特急「あずさ24号」に乗り換えた。こちらは新型のE257系で、車内は安普請だが、シートも固めの大振りのもので座りやすい。座面が別に動くのも気に入った。

あずさ24号は、新宿までは八王子、立川の2駅に停車するのみ、スーパーあずさは1駅停車だが、到着時間にそれほど差はないようだ。

E257系は加速時、減速時のショックも少なく快適に飛ばす。見た感じ急行系のさえない車両の感じだったが、思ったよりよさそうである。房総特急にもこの形式が入るし、今後が楽しみだ。そうこうしてる間に、山間を抜け、八王子停車。あっという間に新宿に着いた。

今日の旅でJR東海全線を完乗した!!



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