名鉄線の全線完乗を果たし、次に狙うのは日本一の私鉄、近畿鉄道(近鉄)となった。近鉄へは東海道線を乗り継いで、大阪まで行った帰りに難波からアーバンライナーで名古屋まで帰ってきたことがあるが、それ以来ご

無沙汰になっていた。初めて乗ったアーバンライナーは、奮発してデラックスシートを選んだこともあり、その広さやシートの出来に感心した覚えがある。近鉄を乗り始めようと思ったのは、2003年に入ってからで、そこから一気に完乗へと向かったのである。
まずは3月に賢島方面に行く用があり、志摩線、鳥羽線を完乗した。
4月には、3日に養老線を完乗。13日には吉野へ桜を見に行った際、橿原線、吉野線を続けて完乗した。
数少ないナローゲージを乗りに
5月になって、今度は関西本線を乗りに行ったついでに、伊賀線を完乗した。
伊賀線の忍者の絵が描かれた電車は忍者の里、伊賀上野に向かう電車として、その存在をアピールしていた。
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月は4日に出かけ、湯の山線、内部線、八王子線、鈴鹿線と一気に乗った。内部線、八王子線は、日本でも数少ないナローゲージ(762mm)の線である。
かっては全国津々浦々に走っていた軽便鉄道のゲージこそが、ナローゲージの762mmであった。
現在の凝っているのは、内部線、八王子線と、現在は三岐鉄道の北勢線のみである。

その車両の狭さは、ロングシートの座席の両側に人が座ると、通路を通る人が難儀するほどである。ここまで来ると大分ゴールが見えてきた。
ラストは一気に乗車
残っていたのは、奈良線、南大阪線、信貴線、生駒線、長野線、田原本線、道明寺線、御所線であるが、8月10日に一気にかたをつけることにした。
当然これだけの線に乗るので、フリー切符は欠かせない。以前近鉄遊レールパス(3,800円)というのを利用したことがあり、近鉄全線が3日間乗り放題という、すぐれもの切符を購入することにした。
早速窓口でこの切符を所望すると、なんとこの切符は前売り制で、前日までの販売になっているらしい。こちらは今日で終わらしたいと気合も十分だったのに、いきなり出鼻をくじかれた。
しかし、これらの線を通常の切符を購入していては、金額がいくらになるのか、想像もできない。
いったん窓口を離れ、ふと駅に掛かっているポスターに目をやると、3・3・SUNフリー

キップというのがある。
こちらは近鉄以外にも名鉄、南海の全線に3日間乗り放題、さらに当日購入もOK。今回の計画に名鉄や南海は含まれていないが、そんなことはどうでもいい。早速3・3・SUNフリーキップを購入。5,000円と少し高い買い物になった。
あとは計画通り回るだけ、近鉄線は支線といえども比較的列車本数も多く、乗りやすい。
最後の区間は、道明寺からあべの橋までの南大阪線になった。朝早く名古屋を出発したのに、すでに日も傾いてきた。17時8分に道明寺から準急あべの橋行きに乗る。20分ほどであべの橋に到着。これでケーブルカーなどを除く近鉄鉄道線全線を完乗した。
帰りには、もうひとつ楽しみがあった。名古屋までのアーバンライナーに新型の21010系、アーバンライナーNEXTが運用を開始していて、これに乗りたかったのだ。うまい具合になんば発18時20分発がNEXTで運用されており、これに間に合った。
新設されたゆりかごシートのすわり心地がよかったのは、言うまでも無かった。