レンズ撮り比べ
4月末にデジカメのボディが戻ってきたので、手持ちのレンズを持ち出して、同一の被写体を撮り比べてみた。
対象物は家のベランダに咲いていた"なでしこ"の一種。
まずはFA31mm Limitedから‥
手持ちのレンズではいちばん焦点距離が短いが、フィルムカメラ相当で46mm程度の標準レンズになる。
実はこのレンズが一番きっちりした描写をするのかと思いきや、想像していたのとは違う、とても柔らかい描写だ。バックのボケも美しい。幻想的な絵を見るようだ。
続いてFA43mm Limited。
こちらはフィルムカメラ換算で66mm程度の中望遠レンズになる。
本来ならポートレート撮影などで真価を発揮しそうなレンズだが‥
色のりは以外とあっさりしており、解像度は申し分なし。バックのボケがややごちゃごちゃしている感じがするが、これはこれで評価できると思う。
次はFA77mmLimited。
こちらは以前このページでも紹介した、A*85mmの代わりにと購入したもの。
A*85mmは、残念ながらバルサム切れという現象が進行しており、このままだと、あと数年で使用不可になるようだ。点検を兼ねて修理に出したら、衝撃の結果が返ってきた。
この焦点距離は、おねいちゃん撮りには欠かせないレンズとなるので、新たに購入したのがこのレンズだ。
さすがにバックのボケは一番美しく、まるでバックになにも存在しないかのような、とろとろのボケになる。
最後はDA35mm Limited Macro。いままでのレンズはすべて、フィルムカメラ時代に設計されたもので、イメージサークルが大きいので、もし今後Pentaxでフルサイズのデジカメが出てきても対応できるが、このDA35mmはAPS-CサイズのCCD用に設計されたレンズだ。
さすがにこのレンズおそろしくシャープな描写だ。色のりも1番こってりしている。被写体との距離は数センチで、ほぼ等倍の撮影になる。
いままでのレンズがほぼ絞りを解放付近で撮影したのに対して、さすがにF5.6まで絞っている。
バックのボケはFAの3レンズほどでもないが、思ったより柔らかい感じだ。
以上4本のレンズを撮り比べてみたが、どのレンズも甲乙つけがたい見事な描写だった。
ボディのピントを調整してもらったせいか、ピントを外す確率も低くなった。これらのレンズでファインダーをのぞいていると、ぞくぞくするような感じがする。
昔LaicaCLにsummicron35mmを付けて撮影した、ポジフィルムを見たときの感じが蘇ってきた。