月末から月初のかけて、ベトナムのホーチミン市へ旅をしてきた。
表向きの目的としては、今度子供が小学校に上がるので、これを機に日本と違う国があり、違う言葉を話しているということを、体験させようと思った。
まあ、単に親の海外旅行に子供を付き合わせたというのが、本当のところかもしれない。
海外に出るのも5年ぶりで、出国時の出国カードがいつのまにか廃止されており、戸惑った。
それにしても、東南アジアは暑い。これで東南アジアの国に降り立ったのは、トランジットも含めると6カ国目なのだけれど、乾季の最後になるホーチミン市も暑かった。
到着が夜中になり、その日のうちは街の雰囲気もよくわからなかったのだけれど、早朝からのバイクや車の騒音で目を覚ました。
驚いたのは、そのバイクの数である。それこそ道路を埋め尽くさんばかりのバイクが走っている。
街中に出て、道路を横断しようとすると、これが大変である。それこそバイクの間をすり抜けて渡らなければならない。まさに命がけだ。
市内の観光スポットをいくつか回って見たのだけれど、この街にはまだまだ戦争の爪あとが多く残されている。旧大統領官邸に突入した北ベトナムの戦車だとか、旧アメリカ軍の飛行機やヘリコプターなども無造作に置かれている。
戦争博物館にあった、枯葉剤の影響で、胴体がくっついた2人の胎児の標本は、思わず目をそむけてしまった。
帰国して数日経つが、まだ耳の隅の方に、あの雑踏の音が残っている。
残念だったのは、帰国してお腹をこわし、下痢になったこと。一応医者に見てもらったが、たいしたことないらしい。
やはり東南アジアの国々は、何度でも行きたくなるなにかを持っているようだ。